2023年06月12日 花振るい詳しく説明

ぶどう

今年花振るいが激しくいろいろ調べました、自分も忘れないよう詳しく原因となる項目をあげていきます

やらないといけない事項について、毎年気候は変化しています、長雨だったり、快晴が続いたり、晴れて雨そして晴れての繰り返しなどなどあります、そこで今年の状況は晴れて雨が降りの連続でしたその場合ぶどうの成長も雨が降り、晴れて新梢が伸び花穂が伸びの状況かでしたそして、タイミングがずれて花振るいになる・・でした

① フラスター液剤を使用して新梢伸長を抑制し遅らせる必要がある                              この液剤は新梢の伸びを抑える効果があり一気に伸びなくゆっくり伸びてくれます、まだ私は使用していないのですが来年は考えます、散布は樹勢の強い木は1000倍でそうでもない木には2000倍をアグレプト前なので開花18日から20日前に行います。                        今回葉の数で開花時期を見ていたのですが葉の数関係なく花が咲きました、来年からは花穂の長さで考えようと思います

フラースター液剤のリンクはこちらです

製品情報:日曹フラスター液剤(植物成長調整剤) | 日本曹達農業化学品製品ページ

② フラスターを使わず新梢を抑制する                              葉の枚数が気になるので最低房から8枚は残して芯を止めると、回復しようとして抑制されます(伸びるのが遅くなる)

2023年は新梢の伸びが悪く葉っぱの枚数は8枚ぐらいで花が咲いてきたので花穂の長さで来年は推測してみようと思います、そうすると間違いがないと思います

③ 花穂の車を落とす                                      このタイミングについてはそれぞれの農地で違う思いますので抑制を考え切っていきます、芯を止めると同時に切るか分けるかは自分のの考えで行います。                                 このタイミングも微妙にわからⅡ阿野で上記の花穂の長さに挑戦です

④秋の元肥の調整、多すぎると花振るいが起きやすいです、毎年土壌調査は必要ですシャインだったらアルカリ性7PHぐらいが良いとかのPHなどもあるので毎年調査してもらうことをお勧めします    私はめんどいのでやってないです・・・すいません

上記について考えられます、そのイメージの写真を以下に示します

この写真が満開2日目です、この状態に1回目ジベレリンを浸けます(すべてのキャップが取れ茶色く枯れています。

これが満開4日目ですこの時期には遅いので花振るいする確率は上がります

これは満開まであと2日ぐらいですこの状態でジベレリン1回目をすると釣り針状態ともエビ状態ともバナナ状態ともいう現象になります

この様に軸が曲がり花振るいをしてぶどうの玉が落ちます、花振るいとはこの軸から出ている部分を車と呼びその車から細い軸が出て玉ができますこれがぶどうの実になります、この玉が軸を振るとぽろぽろ落ちる現象をいいます。これが多発すると歯抜けの房になるので販売できません、めっちゃ怖いことです

たくさん花が咲くのでその前に先から4cmぐらいに最初にすれば伸びる抑制(止める)ことができます

今年は花振るいが多く発生したので新梢管理はとても大事なことです忘れないよう書き残します、

あとは赤系のぶどうにも今年は多くみられました用心です

そして今年はぶどうたくさん購入予定です、デラウエアも追加しました難しいらしいですが楽しみです

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